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宇宙飛行士試験の第0次選抜にて起こった事まとめ

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こんにちは、凡才博士です。凡才博士の宇宙飛行士挑戦シリーズを引き続きお送りします。お送りするといった手前に申し訳ございませんが、以下に示します0次選抜結果について分かりますように、英語試験を受験する人ですら世界に2,000人程です。これ以上情報発信を行いますと、身バレの可能性や選考にも影響が出る可能性があるので、私自身の選考について特に情報を提供する事は出来なくなりました。(JAXAからも選考については、公言しないようにお触れが出ていますしね。)

ただ、私も英語テスト当日から結果発表、そしてその後の「一般教養試験・STEM分野の試験・小論文・適性検査」当日までTwitterにて情報収集をしておりました。Twitterにて情報収集を行い、分かった事のみこちらでご報告したいと思います。

私の個人的な考察も入りますが、次回の宇宙飛行士試験に向けて受験する方が少しでも役立つように、手に入れた情報は発信していこうと思います。

*本記事はJAXAからの公式発表の情報も入れていますが、基本的にはTwitterを張り付いて当日呟かれた情報をまとめております。情報源には不確かな物もありますので、自己判断でお願いいたします。

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英語試験について

英語試験は2022年5月8日(日)の午後にWeb形式で実施されました。試験時間はお昼から夕方まででした。

Twitterに張り付いて見ておりますと、「TOICE」・「S&W」など呟いている方が結構おられます。また、ココナラブログにて「ライティングとスピーキングも問われた」との記載もありました。

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これらの情報から推定すると、宇宙飛行士の英語試験の内容は以下の通りかと思います。

  • Web形式のTOEIC® Listening & Reading Test
  • Web形式のTOEIC® Speaking & Writing Tests

前回の宇宙飛行士試験も英語テストはTOEICだったという情報もありますので、今回もTOEICのL&RとS&Wすべてが出題されたことかと思います。コロナが無ければ現地でテストを受けさせられたのかもしれませんね。

まぁ、私も書類審査は通過したので、英語試験は受験しましたが、あくまでTwitterやネット情報から分かる情報だけを元に記載しています。これらが合っているかどうかはお伝え出来ませんが、受験した人間が情報をまとめている訳ですから…以下略です。

英語試験の結果発表について

今回の英語試験の受験者は書類選抜合格の2266人が受験しているはずです。(当日欠席などもあり得ると思いますが。)

英語試験の結果発表は2022/05/20(金)に来ました。

これまでTwitterでは結果発表の連絡は金曜日の12時に来るという仮説が立てられていたため、皆さん金曜の12時はドキドキしながら待っていた事でしょう。しかし、今回の英語試験結果の通知は、仮説と少し遅れまして14時に連絡が来ました。結果発表というのは楽しみであると同時に不安も付きものという事ですね。

ここまで書いておきながら、私の合否の結果については公表を控えさせていただきます。

また、JAXAから英語試験の結果についてのアナウンスはすぐにはありませんでした。理由としては、既に以前の記事に記載させて頂いたように、英語試験については0次選抜の合格結果という事で、「一般教養試験・STEM分野の試験・小論文・適性検査」の合格結果と同時に発表されました。受験者としては出来るだけ早く倍率などを知りたい所ですよね。どうせ後で結果が出るなら、英語試験の結果についても結果発表と同時にプレスリリースして欲しいです。

英語試験に合格した人・落ちた人

結果発表当日も、私は相変わらずTwitterに張り付いていました。書類審査と同じく、こちらも喜びの報告と悲しみの報告が入り混じっていました。前回の書類審査は健康診断で多くの人が落ちており、不合格のツイートがかなり多かったのが印象です。

しかし、今回の英語試験はそこまで不合格のツイートが多くありませんでした。よって、倍率としては前回の書類審査より低いと考えております。恐らくですが、7割くらいの方は合格したのでは?というのが個人的な感覚です。

ちなみに、日本テレビの辻岡義堂アナは英語試験にて残念ながら落ちてしまった事を報告しています。

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

Twitterを見てみますと、英語試験が出来なかったと呟いている方は、不合格になっている場合が多いと思います。単純に点数で足切りしてると思うので、出来なかった人は単純に点数が足りなかったという事でしょう。

ただ、求められた英語のスキルはそこまで高くないと思います。単純に英語が出来なかった方は、これまで英語の勉強をする機会が無かった方が多いかと思います。半分ノリで受験した場合は英語の勉強すらしていない人もいるはずです。TOEICの点数は非常であったという事ですね。

その他に落ちている方がいるとしたら、試験当日に不正と思われるような行動をしてしまったとか、ネットで過激な発言を実名で呟いている方などでしょうか?実名を公表して、宇宙飛行士試験について呟いている方は遅かれ早かれJAXA側に気づかれると思います。といいますか、実名公表で宇宙飛行士試験を受けている方は、ネットで意見を言わないのが賢明だと思いますね。

最近の就活ですらSNSは調べられているのに、実名で試験について色々発信している方やスペースでよく分からない講演会を開いている方は正気ですかね?今回の英語試験も総合的に能力を測られているんだと思います。

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一般教養試験・STEM分野の試験・小論文・適性検査

英語試験通過した1,407名の方は次の「一般教養試験・STEM分野の試験・小論文・適性検査」を受検します。

こちらの試験ですが、2022/5/29(日)にWeb形式で実施されたようです。試験時間は朝から夕方までと、丸1日かけてみっちり試験したみたいですね。

ここまで来ますと、ある程度情報統制がされていまして、ネットを探してもどのような試験問題が出題されたのかは明確に知る事は出来ません。内容は受けた人だけの思い出という事ですね。

前述しましたココナラブログでは「STEM最後の、気象関連の問題」とありましたので、STEM分野では宇宙飛行士特有の問題が出題されたことでしょう。Twitterから呟かれた情報をまとめると、宇宙飛行士0次選抜後半は以下のような感じです。

  • 一般教養試験は国家公務員レベルだがかなり難しかった
  • 小論文は出来たという感想が多い(正解が無いからか?)
  • STEM分野の試験内容は理系でもかなり難しかった
  • 適性試験は電卓並みの計算速度を求められた

上記のような情報しかネットには出回っておりませんが、かなり難しかったようですね。テスト時間も丸1日で体力も消耗すると思います。

これで、0次試験の実施項目は全て終了したのですが、0次試験の合否の結果は2022年6月28日に受験者に通知されました。ネットでも合格した方はほとんどいませんでしたが、以前の記事にしたように0次試験だけで相当数を絞ってきましたね。

第0次選抜一般教養試験等でのトラブルについて

今回の宇宙飛行士選抜試験ですが、オンラインという事もあり予期せぬトラブルが連発しています。受験者からしてみればたまったものではありません。また、試験についても公平性を欠くようなトラブルであったかと思います。以下が、一般教養試験等で発生したトラブルです。

(1)通信トラブル
① ⼀般教養試験の試験開始時にアクセスが集中し、サーバーとの通信速度の遅延やサーバーへのアクセス不能な事態が発生してしまい、試験時間が短縮もしくは全く受験することができなかった。
② 一般教養試験の受験中に、問題の表示や解答の記入等で、試験システム側の反応が遅く、解答に支障があった。
③ 各試験の終了時に、エラーメッセージが表示されてしまった。

これが起きたら焦りますよね(笑)。オンライン試験ならではのトラブルとなりました。現地での筆記試験でしたらこんな事は無かったので、コロナのせいといえばそうかもしれません。といいますか、1,407名程度のオンライン試験でサーバーが落ちかけるってJAXA的にどうなんですね。宇宙飛行士になったら彼らに命の一部を分け与えるようなものですから。宇宙飛行士は選ばれる物ですが、受験者である我々もまたJAXAを選抜しているように感じましたね。

JAXAの対応としては、今回のエラーで追試験を希望した人には、6月5日(日)に追試験を実施するという形で解決したと考えているようです。ただ、今回の試験は初見の方が多かったので、追試験で2回目を受けられる方は出題の感じが大体わかってしまいますよね。そういった点で不公平感がある試験となりましたね。

(2)手順指示等の間違い
①「受験のしおり」にて誤りがあり、「試験開始時刻に開始ボタンをクリックした後、カメラの確認をする」とすべきところ、「カメラの確認を行った後、試験開始時刻に開始ボタンをクリックする」となっていた。
② 今回の試験では、「一般的な電卓や関数電卓の利用、他のPC等の計算機等の利用をしないこと」としていましたが、適性検査の一部の課題を開始する画面に、この注意事項と矛盾する「電卓を使用してもよい」との記載があった。
③ STEM分野の試験において、1つの正答を選択する形式のところ、2つの正答がある設問(1問)があった。

これもまじめに受験しようとしている方をあざ笑うかのような酷いトラブルでしたね。まぁ、③のトラブルは許せます(笑)。①のトラブルもクリティカルなトラブルではなかったかと思います。順番の記載が異なるだけで、そこまで影響は無いかと思います。

ただ、②のトラブルは正直本当に良くないと思います。そんな受験者を混乱させる表記がありますかね?事前に電卓ダメってあるのに、本番になったら適性検査で電卓OKですって言われるって(笑)これは結果にかなり影響しますよね。しかも、今回のJAXAのミスへの対応は以下の通りでした。

・今回の試験では、本試験もしくは追試験のいずれか1回だけ試験を受けた方と、本試験と追試験の両方の試験を受けた方がおられますので、試験実施の公平性を考慮し、実際の点数(素点)で一律評価を行うのではなく、各々の集団内における偏差値に基づく評価を行うことといたします。
・適性検査の一部において、手順指示の間違いにより電卓の使用有無に混乱が生じた件については、当該検査の目的(求める能力に対し、考慮を必要とする乖離がないことの判定)に照らし、電卓使用の有無が結果に影響を与えないことが確認できたことから、特段の取り扱いはいたしません。

・STEM分野の試験において、2つの正答がある設問(1問)がございましたが、いずれの正答を選択された場合も正解として取り扱います。

出典:JAXA 第0次選抜における試験結果の取扱いについて

いやいや、ここでかなりの人数絞ったんだからもうちょっと説明しないとダメでしょ。(笑)「電卓使用の有無が結果に影響を与えないことが確認できた」とは?電卓の有無で正答率が変わるのは明らかだと思いますが…何を求めていたのでしょうか?

健康診断の結果についても、疑問に思うと所はありますが、今回の適性検査はかなり酷いと思います。これを大学入試でやったらアウトだと思うのですが、宇宙飛行士はJAXAが選びますの受験者は何も言えないのが現状です。私と異なり一生懸命に受験している方もいるわけですから、誠心誠意対応してもらいたいと個人的には思います。

今回ダメだったと思う箇所は2つありまして、一つは「試験でトラブルが起こったからとりあえず追試で対応するという不公平感」、2つ目は「不透明かつ不公平な試験結果の取り扱いですね」。本当に受験者の方を思うのであれば、試験結果の点数などを公開し、合格ラインを明確にすべきであったと思います。誰でも応募できるような形で広く応募者を募ったわけですから、応募者の人生の時間とお金を使って試験していると認識してほしい0次選抜となりました。

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終わりに

最終的に少し過激な意見になってしまったかと思いますが。今回の内容でお伝えしたい事は、試験のスケジュールや当日に当日にトラブルがあるという事です。数年後に宇宙飛行士試験を受験される方は、こういった事も想定して受験しなければなりませんね。個人的には今回のトラブルと対応で宇宙飛行士を再度目指す方が不信感を抱いて減ってしまうのでは?と考えています。特に今回はオンラインで、ネットでした受験者の方とも交流が無いわけですし、楽しみやワクワクも少ないですよね。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。何か皆さんの参考になれば幸いです。

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