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博士のお勧め!全自動コーヒーメーカの比較と選別

coffee雑記

こんにちは、凡才博士です。いつもは研究の事を中心にブログを更新していますが、夏休み編としてかなりラフですが、奥が深い内容についてご紹介します。(そんなことやっていないで、科研費を書けという事ですが…)

今回のテーマはズバリ「コーヒーメーカのお勧めとその実践編」です。皆さんは研究の間にコーヒーを楽しんでいますか?私はたまにですが、手動のミルでゴリゴリした後にハンドドリップで入れていたりします。研究とコーヒーは意外と切っても切れない関係になっている方もいるのではないでしょうか?

今回はそんな方に向けて、買ってよかったお勧めのコーヒーメーカーについて実際の使用感を含めて2記事に渡ってご紹介したいと思います。夏休みなので、まったりと行きましょう。

2つ目の実践編の記事はこちら↓

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凡才博士のコーヒー事情

コーヒーと言っても皆さん飲まれるタイミングは様々かと思います。朝飲む人・お昼ご飯にコンビニで買う人・インスタントで手軽に飲む人・ミルで一つ一つ丁寧に作る人・カフェに行く人と様々です。

このような様々なコーヒー需要に全て対応するのは難しい事です。そのため、まずは選ぶコーヒーメーカーの前提として私の珈琲事情についてお知らせします。同じシチュエーションで飲まれる方は良いコーヒーメーカーに巡り合えると思います。

コーヒーを飲むタイミングとお気に入りのコーヒー豆

凡才博士がコーヒーを飲むタイミングは以下の通りです。

  • 毎日時間が無い朝は全自動コーヒーメーカーで手軽に
  • 土日の時間がある朝は手動ミルで豆を挽きハンドドリップで
  • 平日の研究の間は手軽にインスタント

上記のような感じです。時間が無く、豆からコーヒーを飲みたいときは全自動コーヒーメーカーで淹れて、時間がある時は手動ミルでハンドドリップです。平日の研究中は時間も無いのと道具もそろっていないので仕方がなくインスタントです。道具が揃っていればハンドドリップで淹れたいですね。

道具さえあればハンドドリップか全自動で珈琲を飲みたいというのが凡才博士の希望です。大学院生や自分の部屋がある偉い先生であればコーヒーメーカーを置く機会もあるかと思います。凡才博士のコーヒーメーカー活躍時は基本的に朝ですね。

次は、凡才博士のお勧め豆です。コーヒーの世界はとても奥が深いので、この豆が良い!とか口を滑らせてコーヒー通と争う予定はありません。(笑)よってお勧めの豆は特に無いというのが実際の所です。お勧めの豆は無いのですが、安くて美味しいコーヒーは求めています。そこで、凡才博士が使っているのが「珈琲問屋」です。(リンクは以下に張り付けておきます。)

今月のセール: | コーヒー通販サイト 珈琲問屋オンラインストア
フレッシュロースター珈琲問屋 今月のセール品

残念ながら店舗は関東に集中しているのですが、オンラインで気軽に注文できます。博士が購入しているのが「今月のセール品」に記載されている超特価なお得なコーヒーだけです。50~60%OFFになっていますので、毎月それしか購入しません。私のような初心者ではこれだけで十分楽しめます。

また、この毎月のセール品に関しては毎月種類が変わりますので、1ヶ月ごとに違う味が楽しめるのが魅力です。店舗は関東だけですが、オンラインショップでは3,240円以上で送料無料ですので、2kgとか3kgとかで1ヶ月分のコーヒーを購入してしまうと大変お得です。

お勧めの豆は上記の珈琲問屋の豆なのですが、他にも安くて大量に入手できる豆があります。楽天やAmazonで探すと結構出てきますので、大量にコーヒーを飲まれる方にとっては以下のコーヒー豆がお勧めですかね。(クオリティーは珈琲問屋に劣りますが、豆で安いのはここら辺が最低価格です。)

使っていたコーヒーメーカー

時間がある時は豆をミルで挽いてハンドドリップでいれますので、コーヒーメーカーを使うのは基本的に忙しい朝だけです。朝からコーヒー豆は挽きたいという思いから、挽く所から全自動のコーヒーメーカを使っていました。そこで、sirocaの全自動コーヒーメーカー「SC-A221」をAmazonで購入していて毎朝使っていました。

最初は満足していたのですが、使っていくうちに中のメッシュフィルターがほつれてきて今回は買い替えを決意しました。1万円しない豆から挽けるコーヒーメーカーとしてはまぁまぁのクオリティーかと思いますが、以下の点で不満がある商品でした。

・ミルの部分がプロペラ式
安いコーヒーメーカーでは仕方がない事ですが、肝心の豆を挽く部分がプロペラ式という事で、イメージとしてはミキサーのように中のプロペラが回転してコーヒー豆を切るような感じです。これの大きな問題点は、挽いた後の豆の大きさが全く均一ではない所です。かなり細かくなっている物もあれば、豆を一回り小さくしたくらいにしかなっていない物もあります。粒度分布がかなり広い粉が出来上がっています。手動のミルはプロペラ式ではない「コーン式」ですので、粉の粒度はかなり均一になっています。

コーヒーを入れた後の豆のカスが大きさが異なって残念な気持ちになりますし、勿体ないですね。そのため、プロペラ式のコーヒーメーカーは安くてもお勧めできません。せっかく豆を挽いて粉にするので、均一になる方式のコーヒーメーカーが良くなってきます。

・ペーパーフィルターが利用できない
これもメッシュフィルターを強制的に採用しているコーヒーメーカー全体でお勧めできないのですが、ペーパーフィルターが利用できないのは大きな欠点です。一つは、金属のメッシュフィルターを通過してくる粉があるため、コーヒーを飲んでいる際に結構粉が入り込んでいます。少しなら良いのですが、結構コナコナしたコーヒーが出来上がってしまうんですね。(ペーパーフィルターは油を吸ってダメという方もいるかもしれませんが。)

さらに一番めんどくさいのが、メッシュフィルターを洗う手間が増えるという点です。ペーパーフィルターはポイと捨てられるので、そこまで念入りに洗う必要が無いのですが、メッシュフィルターだとコーヒーのカスを捨てるのがかなりめんどくさいです。正直毎回洗うのが億劫になってきます。しかもフィルターも洗うと消耗してきて、穴が開いてきたりするんですよね。そうするとメッシュフィルターだけを購入しないといけませんし、我慢して飲んでも粉だらけのコーヒーの飲むことになります。

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今回購入を検討した全自動コーヒーメーカ

というわけで、使用の度に手間がかかるという事もあり「SC-A221」の利用頻度も少なくなり、さらに中のメッシュフィルターがほつれてきたため、全自動コーヒーメーカーの買い替えを検討しました。

ポイントは上記のデメリットが発生しない豆から挽けるコーヒーメーカーという事です。Amazonを駆使しまして、凡才博士のような平凡社会人でも買えるコーヒーメーカーをピックアップしました。まずはAmazonで商品を検討し、その後コジマ・ノジマ・ヤマダの3店舗をウロウロして実物を見に行きました。

シロカ コーン式全自動コーヒーメーカー SC-C111

まずは同じメーカーという事でSirocaのコーン式全自動コーヒーメーカーを検討しました。Sirocaは値段が安い割にそこそこの出来ですから、コーヒーメーカーにあまりお金を掛けたくない場合にはお勧めです。

このコーヒーメーカーのお勧めポイントは以下の通りです。

・コーヒー豆が自動計量
これは地味に嬉しいですね。特に朝の忙しいときには豆をいちいち測って入れるのがめんどくさいです。コーヒーの杯数に応じて自動計量してくれるので、豆を買った後にタンクにザーッと流し込むだけでOKです。コンビニのコーヒーメーカーと同じですね。

・コーヒーの量が多い(約0.54L)
1度に作れるコーヒーの量が多いのも良い所です。マグカップなら2杯、コーヒーカップなら4杯分作れます。例えば朝にマグカップ2杯分作り、朝はそのままマグカップ1杯分飲み、残りはタンブラーに入れて研究室で楽しむという事が出来ます。節約も兼ねているという事です。

・タイマーで珈琲の予約が可能
規則正しい生活をしている人にはいいと思います。ただ、研究者は不規則な方が多いのでタイマー機能は使わないかもしれません。(笑)ただ、このタイマー機能を使えば、ミルを挽く音が目覚ましとなって起きた頃にはコーヒーが出来ているでしょう。

次に店舗で実物を確認した時に感じた、この製品のダメな所です。

・ドリップの方式が良くない
安いので仕方ないですが、ドリップのお湯のかかり具合が良くないです。ミルは問題ないですが、お湯のかかり方が良くないので、ハンドドリップには劣ります。お湯の注ぎ口が上のプレートで分散させているらしく、フィルターの中心へのお湯のかかり具合が悪いです。そのため、ちゃんとドリップできていない部分が生じてしまうのですね。安いので仕方ないかもしれませんが、凡才博士的にはハンドドリップと同等の美味しさを求めているので残念な点です。

・洗うパーツが多い
ハンドドリップと比較すると洗うパーツが多いのは仕方ないのですが、少し多いという印象です。特にドリップしている所に関しては、毎回洗う必要があるのでめんどくさいですね。可能であればドリッパーとそれを受けるポッドのみ洗うだけの商品が理想です。コーヒーメーカの内部にドリップ部分が格納されているため、蒸気の問題や洗うパーツがどうしても増えてしまっています。

象印 珈琲通 EC-SA40-BA

さて、次は大手の象印です。何となく安心感があります。あと保温してくれる感も。こちらも家電量販店には多く置いてありましたので、実際に現物を確認してお勧めポイントとダメな所をご紹介します。まずは、お勧めの点です。

・圧倒的コスパの良さ
なんといっても安いです。今回紹介する全自動コーヒーメーカーの中で一番安いですね。コスパ重視で購入される方にはお勧めです。1万円ちょっとで全自動コーヒーメーカーが手に入る訳ですので、あまり拘らない方にはお勧めですね。

・コーヒーの量が多い(0.54L)
こちらもマグカップなら2杯、コーヒーカップなら4杯分作れますね。安くて多く作れるのはいいところです。

さて、次は実際の製品のダメポイントです。

・洗うパーツが多い

出典:象印HPより

この製品は洗うパーツがおおいですね。こちらの画像にあるように、洗える事を推しています。ただ、現在使っているシロカの物と同様に洗える方が良いわけではないのです。「洗える=洗わないといけない」という事です。ミルの自動洗浄機能も付いているようですが、構造上毎回自動洗浄が完璧に出来るとは思えません。

・ミルの構造がプロペラ式に似ている

出典:象印HPより

今回プロペラ式は引いた粉が均一にならないので、候補から除外しています。しかし、こちらはプロペラ式に似たような構造になっていますね。ただ、挽いた後の豆をフィルターでふるいをかけているので、ある程度粒度はそろっています。ただ、プロペラ式なので完璧にはそろわないのが欠点かと思います。

・ドリップの方式が良くない
こちらも安いので仕方ないですが、ドリップのお湯のかかり具合が良くないです。どうしてもお湯の出てくる口が1つの場合はお湯のかかり具合が悪いですね。Amazonの口コミではかかり具合に言及がないようですが、実際の商品のお湯の出口を見ると「大丈夫か?」と疑問が残ります。流石にハンドドリップの再現をこの価格で求めてはいけないようです。

Panasonic 沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A57

こちらも安心の大手メーカーPanasonicの全自動コーヒーメーカーですね。1万8千円程と他の物に比べたら少し高めな設定かと思います。こちらも家電量販店には大体実物が置いてあります。まずはお勧めのポイントからご紹介したいと思います。

・沸騰浄水機能が付いている
水道水を活性炭フィルターに通し、カルキをカットしてくれる機能が付いています。そのため、水道水からでも少しこだわりの水になるという事です。ただ、そこまでのアピールポイントにはなっていないかなぁという印象です。カルキを取り除くのであればコーヒーメーカーの仕事ではないかと思います。蛇口に浄水器を取り付ければ、コーヒー以外でもいい水で生活できます。また、活性炭フィルターも消耗品かと思いますので、定期的な交換や衛生面での管理がめんどくさいのが逆にデメリットとなってしまっています。

・デカフェ豆を使ってコーヒーが作れる
コーヒーの作り方として「デカフェコース」という物があるようです。カフェインレスでコーヒーを楽しみたい方にはいいですね。ただ、このコースも工夫次第で他のコーヒーメーカでも豆さえデカフェにしてしまえばある程度のデカフェにも対応しているかと思います。

・1度に作れるコーヒーの量が一番多い
今回ご紹介する中でも最も大量に抽出できます。カップ五杯分の約670mlです。これは他のメーカーには無い特徴ですね。朝にその日のうちに飲むコーヒーを全て作りたい場合や、家族がいる場合には量が多いというのはメリットになります。

さて、次に店舗で実物を確認した時に感じた、この製品のダメな所についてご紹介します。まずは、他の製品に共通して以下のようなダメポイントがあります。

・ドリップの方式が良くない

こちらは、ミルの洗浄とドリップを兼ねているようで、画像のようにミルの洗浄の後、メッシュフィルターであるふるいを通ってドリップされます。ようは、穴だらけのフィルターにお湯が通る形で抽出している訳ですね。そのため、中心だけにお湯がかかるような気がします。

・洗うパーツが多い
こちらも洗うパーツが多いですね。メッシュフィルターもマストで洗わないといけないです。洗わないと恐らく詰まりの原因になり、ドリップ中にコーヒーが漏れてきます。

・メッシュフィルターのため挽き具合が均一でない
こちらも象印と同様に豆がふるいであるメッシュフィルターを通る事で豆の粒度を揃えています。方式がこちらもプロペラ式と似ているので、粒子の大きさがどうしても異なってきてしまうんですね。各メーカーさんで良い方式を生み出してほしいものです。

ツインバード 全自動コーヒーメーカー CM-D457B

次は家電でおなじみのツインバード工業の商品です。こちらも店舗にあるのですが、これまでのと比較すると3万円と少し高めの値段設定になっています。しかし、中々非の打ち所がない商品となっていますので、良い点をご紹介します。

・臼式ミルのため粒度が揃っている
この商品は豆の挽き具合にもこだわっているみたいです。もちろんフィルターで粒度管理は行っておらず、臼式で豆をしっかり均一に挽いてくれます。

・ハンドドリップを再現したシャワードリップ
家電量販店で見てきましたが、こちらの商品は6方向からシャワーのようにドリップしてくれます。1ヵ所からのドリップと異なり、均等に6方向からドリップしてくれます。蒸らしの際にもムラがありませんので、豆が濡れていないなんてこともありません。このドリップにはこだわりがあり、喫茶店の有名マスターの下で改良を重ねたそうです。

・洗うパーツが圧倒的に少ない
正直こちらはお手入れがハンドドリップと変わらないほど楽です。理由としては、全自動なのですがミルとドリッパーで完全に分離しているからです。お手入れとしてはペーパーフィルターのカスを捨てて、サーバーとドリッパーを洗うだけです。2つのパーツを洗うだけで良いわけです。むしろ1杯だけならそのままマグカップにドリップしてしまえば、ドリッパーを洗うだけで済みます。ここまで洗う手間が少ないのはいいですね。

続いてはあまり挙げるところが無いのですが、デメリットを見つけたいと思います。

・1回で抽出できる量が少ない
抽出できる量としては3カップ分(450ml)が限界です。マグカップに入れる場合は少し少ないですね。ただ、抽出量が多いモデルも販売しています。少し高くなるのがネックですが、一杯飲む方にはいいですね。

デメリットとしては上記と値段がすこし高い事しか分かりませんでした。現物を見てもこれはいい商品だと感じました。

デロンギ マグニフィカS ECAM22112B/W

最後にご紹介するのは皆さんご存知のDeLonghi(デロンギ)です。こちらは非の打ち所がない商品です。もしお金があるなら、皆さんこれを買った方がいいです。メンテナンスもある程度カスが溜まったら捨てるだけです。しかもエスプレッソやミルクも作れます。私も無限にお金があるならこちらを買いたいです。ただ、何も悪いところが無いという訳でもありません。値段以外に使う上でのデメリット見てみましょう。

・1度に抽出できる量が少ない
私の利用方法では少し欠点となっています。360ccしか1回に抽出する事が出来ないようです。こうするとマグカップに抽出するだけで1回分です。特に家族がいる場合は何回にも分けて抽出する必要が出てきますね。全自動なのでボタンを押すだけですが少し面倒ですね。

・マシン自体が大きい
水タンクも大きいですし、豆タンクも大きいです。またミルクフロッサー機能もついているのでその分他のマシンより大きくなっています。正直、私の狭い部屋には大きすぎるんですね。広い家に住んでいる方にはあまりデメリットにならないかもしれません。

デロンギのデメリットは上記ぐらいです。ただ、貧乏研究員にはお財布事情が辛いですね。

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全自動コーヒーメーカーを一通り悩んだ結果

今回は私にぴったりのコーヒーメーカーを検討する回ですので、最終的には1つのコーヒーメーカーを実際に購入して使用感レビューまで行う企画です。一切忖度なしで、全て現物を見て検討した結果、「ツインバード 全自動コーヒーメーカー CM-D457B」を実際に購入しました!

やはり、3万という値段の割に挽き方の良さ・ハンドドリップの再現具合・洗い物の簡単さが購入を決めた点です。Amazonの方が安いのですが、色々なキャンペーンが重なり(さらに値切って)ノジマで購入しました。(普通に購入するぶんにはAmazonの方が安いですね。)

安い買い物ではないため、色々悩んで購入しましたので、次は実際に使用した感想をリアルにレビューしたいと思います。皆さんも研究の合間のコーヒーライフをお楽しみください。ただ、あんまり飲み過ぎると眠れなくなるのでダメです。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。何か皆さんの参考になれば幸いです。

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