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ツインバードのコーヒーメーカー CM-D457Bのレビュー

coffee雑記

こんにちは、凡才博士です。お盆の最終日として現在この夏休み企画を書いています。今回のテーマは前回の記事に引き続き「コーヒーメーカのお勧めとその実践編」です。今回はこの後半の実践編についてご紹介します。

前回の記事では、色々な全自動コーヒーメーカーを選んだ結果、ツインバードCM-D457Bを購入したことをご報告しました。今回は実際に購入し、使って見た感想を率直に述べたいと思います。

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コーヒーメーカーの損益分岐点について

普通は購入したら実際に使ってみた結果をレビューするのが普通かと思いますが、研究者やお金の事について普段はお話しているため、まずは損益分岐点について確認します。

皆さんはコーヒーを1日何杯飲んでいますでしょうか?今回の損益分岐点では、コンビニのコーヒーと比較します。スタバなどのコーヒーと比較してもいいのですが、私は毎日飲むコーヒーメーカーを探していましたので、毎日飲みそうなコンビニのコーヒー(1杯100円)と比較して計算していきます。損益分岐点の計算に使った値や仮定は以下の通りです。

  • コーヒーメーカー本体価格:33,000円
  • コーヒー豆1杯分20g(珈琲問屋のセール豆):40円
  • コンビニのコーヒー:100円
  • コーヒーの杯数:1日1杯 or 2杯

コーヒーメーカーの場合は初期投資に33,000円かかっていまして、その分を取り返すのに何日かかるか?という計算になります。コンビニは1杯100円かかり、コーヒーメーカーは1杯豆代だけの40円ですので、1杯当たり毎回60円得する計算になります。

上記の条件で損益分岐点のグラフを作成しましたので、実際に一緒に見ていきましょう!

(左)コーヒーを飲み続けた際のコスト累積と(右)コーヒー1杯当たりの価格推移

1日1杯コーヒーを飲む場合

グラフ中の赤線が1日1杯の試算結果になります。左のコーヒーコストの累積を見てみますと、550日で点線のコンビニのコーヒーとトントンの価格になっています。左のグラフの1杯当たりのコーヒーの価格も数値は同じですので、550日で1杯100円になります。

550日ですので18.3カ月=約1年半年程度でコンビニのコーヒーと同じコストにまで落ちるという事です。1年半年過ぎてからは、コーヒーメーカーでコーヒーを作れば作るほどお得にコーヒーを楽しむことが出来ます。

1日2杯コーヒーを飲む場合

グラフ中の黄色線が1日2杯の試算結果になります。単純に2倍飲む計算ですので、1杯の半分の275日でコンビニのコーヒーとトントンの価格になります。9か月とちょっとでコーヒーメーカーが勝ちますね。やはり2杯飲むとかなり元を取るのが早くなります。

上記の損益分岐点を見ますと、2年間コーヒーメーカーが壊れなく使えれば完全に元が取れる計算になります。メーカーの保証が1年間ですので、1日2杯飲む方は安心です。

このグラフを作成して見えてきたのですが、コーヒーにかかる累積コストは結構高くなってしまっているのですね。紹介していてなんですが、コーヒーメーカーで安くコーヒーを楽しんでも、2年間で6~8万円かかってしまうんですね。まぁ、使えば使うほど安くはなりますがそれでも1年間で3万くらいのコストがかかってしまいますね。嗜好品なので仕方ないですが、意外と毎日の出費を積み重ねると多くなってしまうというのを実感しました。それゆえ、毎日使うものについて1回あたりの費用を安くするのが重要という事です。

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実際に使用して分かったメリット

凡才博士は実際にこのCM-D457Bを購入いたしました。やはりAmazonのレビューや実物を見ただけでは分かりませんよね。今回は実際に1週間ほど使用して分かったメリットについてご紹介します。実際に購入を検討されている方は、参考にしていただければと思います。

洗い物が楽ちん

洗い物が本当に楽です。この商品は自動コーヒーメーカーというよりかは、喫茶店のハンドドリップ再現メーカーです。ハンドドリップ再現ですので、使うものはハンドドリップと同じ、ドリッパーとそれを受けるサーバーかマグカップだけです。マグカップだけでも使えるのが特徴で、マグカップの上にペーパーフィルターを付けたドリッパーを置けばあとは自動で抽出してくれます。

洗う部品はドリッパーだけで良いのです。本当にハンドドリップと変わりませんでした。前に使っていた、プロペラ式ミルのメッシュフィルターとはカスの処理と洗うパーツが劇的に楽になりました。なるべく洗い物をしたくない方には本当にお勧めです。

コーヒーが旨い

ちょっと自動コーヒーメーカーの事を舐めていたのですが、これで淹れたコーヒーは自分でハンドドリップしたコーヒーより美味しいです。(笑)この商品のコンセプトとして「有名マスターのハンドドリップ再現」としていますので、本当に美味しいコーヒーが飲めます。ちゃんと豆と水の量を守れば、お家で喫茶店のコーヒーが再現できるのです。

出典:ツインバードHPより

それもそのはず、このコーヒーメーカーは6方向からしっかりとお湯が制御されて注がれます。これは、以下の画像のように凡才も実際に購入して写真撮影してしまいました。注ぎ口を下から見上げるとこのような形になっています。真ん中の穴からは、臼式ミルで均一に整えられたコーヒーが落ちてきます。

ハンドドリップがうまくできる方は分かりませんが、日々のコーヒーを飲んだ際の美味しさランキングが以下のようになりました。

インスタント<ハンドドリップ≦コーヒーメーカー=コンビニコーヒー<カフェ・喫茶店

手間がかからずに自動で美味しいコーヒーが手軽に楽しめるという点では非常に優れていますね。

下から見るとこんな感じです

ミルのみ動かす機能がある

自動コーヒーメーカーだけでなくたまにはハンドドリップで楽しみたい時や、大人数で2杯分だけでは足りない場合がありますよね。その時にはハンドドリップを使いたいわけですが、ハンドドリップを行う際にも、この臼式ミルが使えます。

自分で豆をゴリゴリするのも楽しみの一つかもしれませんが、女性の方は結構力が必要だったり、あまり多い量を挽くのは一苦労です。そこで、この臼式ミルだけを動かす機能が使えます。豆をセットして、以下のメニューダイヤルのミルを選択してスタートを押すとミルだけが動いて自動で豆を挽いてくれます。(豆が無くなっても自動で止まりませんので、ミルだけを使う際には注意が必要です。)また、豆の挽き目を3パターン選ぶことが出来て、お気にいりの挽き方を選べるところもポイントが高いです。

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実際に使用して分かったデメリット

やはり世の中完璧な商品というのは無いわけです。使用していて実際に感じたデメリットを紹介します。実際に使っているので、結構厳しめにデメリットを書こうかと思ったのですが、それでもデメリットは以下の2つしかありませんでした。1つは高い方を買えば解決するので、実際のデメリットは1つだけという結果になりました。

豆を挽く音がうるさい

私が実際に1週間ほど使用して感じたデメリットはこれだけです。前回使用していたコーヒーメーカーもまあまあ豆を挽く際に音がしていたのですが、今回のこちらはそれにも増して音が大きいです。家電量販店でも実際に豆を挽くまでは見せてもらえませんので、これだけ音が大きいというのは分かりませんでした。

ちなみに、この商品のPR動画にも豆を挽いている動画が一部あります。私も臼式ミルなので、そば粉を作る時と同じイメージでそこまで音が大きいとは考えていませんでした。実際の動画でも「キュルキュル」といった音が出ています。(「キュルキュル」という音も実際には聞こえるのですが、それよりも「ガー」と鳴る別の何かの音の方が大きいですね。)あと、別件ですがこの動画ではこのコーヒーメーカーの良さも良くわかる内容になっています。購入を検討されている方には全て見ていただきたいですね。こだわりが詰まっているのが分かります。

TWINBIRD 全自動コーヒーメーカー
TWINBIRD 全自動コーヒーメーカー公式動画

この音のうるささは使っている側は耐えられるのですが、正直賃貸ですと隣の部屋の方に迷惑がかかるのではないかと少し心配です。壁越しではそこまで大きい音ではないのですが、床や壁を音が伝わると言えば伝わります。例えば朝早くにコーヒーメーカーを回すのが少し心配です。というのも相手が床に寝ている場合は床を伝わって音が響くくらいには聞こえるかと思います。

理系という事もあり、空気中の音の伝わり方より、固体中の音が問題なのは分かっていますので、凡才博士としてはコーヒーメーカーの設置に対策をしました。

これです。これを敷くことで、床やコーヒーメーカーからの振動の伝播を抑える事が出来ます。これの良いところは防振ゴムの働きをしてくれるのと同時に、地震対策にもなります。まず、これを4つコーヒーメーカーの下に貼り付けます。そして、コーヒーメーカーを置く棚等の下にも4つ貼り付けます。これでコーヒーメーカーから床に伝わるまでに2層の防振ゴムが入る構造になります。こうする事によって、ミル作動中の床への振動をかなり軽減できます。一応、今のところは隣人から苦情は入っていません。(ただ、すきま風が入ってくるほどペラペラで古い賃貸に住んでいる貧乏博士は注意した方がいいのは確かです。)

1回の抽出量が家族には少ない

今回私がレビューしているツインバードCM-D457Bですので、3杯用のコーヒーメーカーを使っています。マグカップ1杯抽出するのは余裕ですが、マグカップ2杯となると1杯当たりの量を少なくしなければなりません。あくまでコーヒーカップ3杯分という事です。なので、博士には中々ない機会かと思いますが、来客が来た際にコーヒーを同時に入れる事が出来ません。(ミル機能だけ使ってハンドドリップで淹れれば解決なんですがね)

もし、家族で楽しむ物が欲しいという方がいれば、大きいサイズも売っていますので、お金さえ出せばこちらのデメリットは解決です。自分の使用状況にあわせてここはよく検討したい所です。大きいとスペースも必要ですしね。

以上、このコーヒーメーカーのデメリットを2つご紹介しました。(実質1つでしたが)実際に使用してみてこれほどデメリットが少ないコーヒーメーカーは中々ないかと思います。

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終わりに

今回は結構いい買い物をしたかと思います。ミルの音がうるさいですが、愛着を持って使えばそこまで気になりません。うるさいけど頑張っているなぁという印象です。この夏はこいつを利用して良くアイスコーヒーを作っています。アイスコーヒー用の豆を買って抽出して氷を入れるだけなので簡単です。

もし購入を考えている方がいて、「実機のここが気になるから教えて!」とい方がいればコメントを頂ければと思います。実際に写真等も交えてレビューできたらと考えています。

それでは、かなり遅れた夏休み企画となってしまいましたが、皆さん良いラボライフとコーヒーライフをお過ごしください。

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