こんにちは、凡才博士(@hakase_life)です。今年も科研費の合格結果発表の季節がやってきました。既に科研費の応募から結果発表までのスケジュールは以前の記事でまとめてありますので、今回は令和5年度(2023年度)の結果発表日のみの情報だけまとめます。皆さんの科研費の採否はいかがだったでしょうか?
2月21日:科研費電子申請システムのメンテナンス開始
今年は2月21日にシステムメンテナンスがありました。(ちなみに去年は2月25日でした。)このメンテナンスですが、何のメンテを行っているか分かりませんが、私の勝手な予測では科研費の採否結果をシステムに入力している時間だと考えています。
そのため、このメンテが来たら後は結果発表日にボタン一つでパッと科研費の結果が出るように切り替えられる訳です。このメンテが終わったら科研費の結果発表の準備万端という訳ですね。既に結果は入力されており、後は発表までシステム管理者がニヤニヤしているという事です。
今年の科研費結果発表日の予想
メンテが終了した時点で、Twitter研究者の皆さんが今年の科研費結果発表日に向けてソワソワし始めます。「皆さん科研費の結果発表日はいつなんだ?」という疑問が出てくるわけです。(もちろん、私もその一人です。)
それもそのはず、科研費の結果発表日スケジュールは去年から早まり、スケジュール変更してから今年で2年目です。1年目は全く発表日が予測できずに動乱の2月を過ごしましたが、今年もよく考えれば去年と全く同じという確証がありません。そのため、研究者の皆さんは恐らく「2月末だろうけど、実際どうなんだ?」というモヤモヤした気持ちで過ごしていたはずです。
私も発表日を待っていた内の一人でして、皆さんをソワソワさせてしまった内の一人でもあります。正確に予測できずに申し訳ございませんでした。結果的に発表日は2月末だったのですが、ここでもう一度今年のカレンダーを見てみましょう。
2022年の発表日は2月28日の月曜日の14時でした。こうなってきますと、24日か27日かやっぱり28日か?と予測するのが人というものです。
24日はきりがよい金曜日だからという理由でまず、候補になりますよね。学振の方では2月下旬に発表という事でしたので、2月最終週の金曜日に発表というのもアリかと思います。(ただ、今年は飛び石連休でしたので、わざわざ休みに挟まれている日にしないのでは?という気持ちもありました。)
次に27日も候補になりますね。27日は月曜日ですので、去年は月曜日に発表だったことが引きずられています。日付で合わせてくるのか?日程で合わせてくるのか?という駆け引きがありましたね。
そして、大本命の28日です。ここまでくると発表時間はいつなんだと?ソワソワしてきます。
という訳で、今年の発表日は28日でしたが、発表日の候補としては24日・27日・28日がネットで候補に挙げられていました。
(ちなみに、科研費電子申請システムが大好きな私はメンテナンス中でももちろんチェックしています。メンテナンス中にアクセスしますと、このような画面表示になってしまいます。)
運命の科研費結果発表日:2月28日
24日・27日とソワソワした日々を送ってきましたが、やはり28日が結果発表日だったようです。そうなると、「一体何時に結果発表なんだ?」とTwitterで話題になり始めます。主に今回は9時・10時・12時・14時が候補として熱かったですね。
今回の科研費の結果発表に近づき、Twitter界隈でもザワザワし始めましたので、少しだけ投稿をまとめておきましょう。
科研費、今の心境 pic.twitter.com/TVyGipPi6w
— Tp_My (@TpMyK) February 28, 2023
孤独にあえぐ研究者・大学院生の皆様。ツイッターで「科研費」で検索すると、世の中にこんなにも多くの研究者がいることを可視化できます。中には普段研究のことなど全くつぶやかない人もいます。採択直前のこの時間だけは静かで平和なアカデミックに浸れるのでお勧めです。但し数時間後には荒れます。
— TCN (@TCN_Kyoto_TPU) February 27, 2023
科研費の採択結果は、「審査結果閲覧」から。
— Yoshito Yamashiro (@Chura_rhythm) February 23, 2023
以前と少し異なるので要注意!https://t.co/yhBEqa71eI
昨年と一緒なら、28日14時かな?
それまで落ち着かない。。#科研費 pic.twitter.com/bvt5EZhjtx
そして運命の14時になった所で、いったんTwitterが静まります。そうです、皆さん科研費の結果確認のため呟く暇が無くなってしまいました。その後、採択・不採択の結果がTwitter上で報告されてきます。という訳でして、令和5(2023)年度の科研費の結果発表は2月28日の14時でした。
去年と全く同じ日程なのでシステムにはアクセスが集中してかなりサイトが重くなりました。私も10分ほど自分の結果を見るのに時間がかかってしまいました。毎年分かっているので何とかしてほしいものです。
ネットで採否を呟いている方の8割は採択されている感じです。(わざわざ不採択を呟かない方が大多数かと思いますので、自然と採択の報告が多くなるのは当然かと思います。)そういう私も呟いてしまいました。
残念ながら若手に応募して落ちてしまった方は、もしかしたら以下の記事が参考になるかもしれません。(本質とは異なるただの小ネタですが)
令和6(2024)年度の科研費の結果発表日は?
科研費の結果発表スケジュールが変わって3回目の発表が2024年度になります。恐らく、2月28日の14時に結果発表なんでしょうけど、一応カレンダーを見ておきましょう。
えっ・・・ええ?2月が28日ではなく29日まである!そうです、なんと2024年はうるう年です。こ、このような場合はどうなるのでしょうか?誰か分かる人教えてください!
こうなってきますと、3度目の科研費の結果発表日がいつになるのかまた分からなくなってきました。時のいたずらとは怖いものです。来年もまた何日に発表なのかソワソワしながら過ごさなければならないのです。28日か29日か2日ソワソワするだけで良いというのがせめてもの救いでしょうか?
次の結果発表も楽しみです。
凡才博士の科研費採否結果
以前の記事にもありますように、私自身は今回で科研費若手の2回目のチャレンジでした。1回目は不採択のAでした。(詳細は以下の記事をご覧ください。)
2回目の科研費若手チャレンジとなりましたが、果たして結果は・・・
採択でした!無事に採択されていました!Aで審査員に指摘されていた所を何となく直したのがよかったのでしょか?もしくは審査員の温情で2回目のチャレンジという事でお情けを頂いたのでしょうか?
何にしろ採択されてしまうと、DC1,2と同じく自分の評価結果を見る事は出来ません。どのような形であり、採択は採択ですのでありがたく受け取る事にします。
予算はMAX500万申請しており、内定額は360万でした。ここはいつも通りの科研費という事で×0.7されるのは想定内です。むしろ0.6とかでなく、0.7で助かりました。
科研費が採択されてまずやる事
めでたく採択された方はまず、内定まで待ちましょう。待っている間に今回初めて採択された方はやる事があります。そうです、今度は審査員側へ回る事になるかもしれないのです。内定が出るまでに「審査委員候補者情報」を登録しておきましょう。
審査員への登録は電子申請システムの「交付内定・決定後の手続」から登録するように催促されます。
クリックしますと、赤字でまずは審査員へ登録しろと催促されますので、画面の内容に従って登録していくだけです。自分の審査できる区分やこれまでの研究経歴を書く必要がありますので、意外と時間がかかってしまいます。
まずは、交付内定までこちらを入力して待つだけとなります。後は予算で何を買うか浮かれて過ごすしかありません。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。何か皆さんの参考になれば幸いです。
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