※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

[保存版]学振通過から終了後までのNote

学振

こんにちは、凡才博士です。これまで学振通過後の手続きから終了までの流れについて詳しく一つ一つ紹介してきました。今回は各紹介記事がバラバラになってしまっているので、時系列にそって一つにまとめたいと思います。保存版として手続きに悩まれている方がいれば、こちらのページをブックマークしていただくと便利かもしれません。

スポンサーリンク

学振通過後~学振開始前(4月)までの流れ

  • まずは以下の記事のように学振に必要書類を送るようにしましょう。
【体験記】学振通過から終了後までのNote
学振の特別研究員(DC1,DC2)が通った後の提出書類について、私の経験をもとにまとめました。

必要書類の記載例等はこちらの記事に記載しております。特に「研究遂行経費に関する調書」に関しては研究遂行経費を必ず申請するようお勧めします。

学振取得後の手続き【研究遂行経費は迷わず希望しよう】
学振を取得した際(終了後)に提出しないとならない書類の一つ「研究遂行経費」について解説しました。

必要な書類を学振に送ったらとりあえず4月が来るのを待つだけです。

  • DC1が通った方で奨学金を借りている方がおりましたら、博士課程進学の前に奨学金免除の方法があります。学振を通るほどの優秀な方は是非奨学金免除にしてしまいましょう!
大学院生の希望の星!駅弁大学こそ奨学金免除を申請する理由
大学院での学生支援機構から借りられる第一種奨学金の免除制度について解説を行いました。
特に優れた業績とは?奨学金免除の基準となる点数大公開!
特に優れた業績による奨学金免除について、その基準となる点数と評価基準を解説しました。また私自身が全額免除となった際の評価等も共有させて頂きます。
スポンサーリンク

学振開始~12月ぐらいまでの流れ

採用後のフロー図が学振の手引きに載っています。しかし何故かお金関連の手続きの流れしか書いておらず、肝心なところがあまり載っていません。そこで、一応12月ぐらいまでの流れを以下に整理いたします。

  • まずは使える科研費を申請しましょう。どうせ減額されるのでMAXまで適当に理由を付けて申請してしまうのをお勧めしております。以下の記事をご参考下さい。
【学振通過後】科研費の特別枠もMAXまで申請しよう!
学振通過後の(特別研究員)研究計画調書について解説しました。DC1・DC2の科研費の内訳をどうするか、学振の特別枠は申請するべきか等を解説しましたのでご参考になれば幸いです。
  • 学振とはあまり関係ないかと思いますが、何故かかなり早い時期から育志賞の募集が開始されます。学振取得は必須の条件かと思いますので、さらなる高みを目指す方は挑戦してみてはいかがでしょうか?私のダメな例でしたら以下の記事にございます。
推薦書の嵐!博士課程の最高峰「育志賞」について
博士課程の学生が応募できる国内の最も名誉ある賞「育志賞」について解説させて頂きました。応募される方は参考にならないかもしれませんが、手続きの流れが何となく分かります。思い返せば推薦書の嵐でした。
育志賞の倍率と大学ランキング!(5年分)
育志賞について受賞しやすい方の深堀をしてみました。倍率や男女比、受賞大学ランキング等を作成しましたので、応募する方の参考になれば幸いです。

学振1年目は年末まで研究に集中して取り組むだけです。正直年度末にならないとそこまで提出書類は多くありません。

  • 年末になったら年末調整があります。基本的には「扶養控除等(異動)申告書」にハンコを押すだけなのですが、研究遂行経費を申し込んでいる方は勤労学生控除手続きのチャンスなので行いましょう!後ほど確定申告にて申請できますので、逃してもOKです。
スポンサーリンク

1月から年度末の4月末までの流れ

  • 年末調整が無事に終わりましたら学振から源泉徴収が送られてきます。ただ受け取るだけなのですが勤労学生控除を申請している場合は良く見てみましょう。またこのような書類は必ずコピーを取って保存しておくことをお勧めします。確定申告にて使いますので無くさないようにしてください。
  • 2月になったら確定申告のシーズンです。研究遂行経費を申請して勤労学生控除を希望する方は忘れずに行いましょう。またふるさと納税等も行っている方は必要に応じて確定申告を行うとお得です。上記の記事と同様の内容ですが、確定申告にて勤労学生控除を行う場合はご参考下さい。
学振1年目の最強節税法!勤労学生控除(手続き編)
勤労学生控除の具体的な手続きについて実際に私が行ったことを紹介しました。そこまで難しい手続きは無いので是非参考にしていただけますと幸いです。
  • 勤労学生控除を申請しても、後ほど「均等割」という住民税を取られます。大した額ではないですが、6月に請求が来ますので一応確定申告の段階で把握しておきましょう。
学振の勤労学生控除後に出てくる均等割とは?
学振1年目で勤労学生控除を申請して所得税をゼロ円にしたにも関わらず、町から均等割を支払えというお知らせを頂いたのでこれについて詳しく解説しました。
  • 年度末が終わると学振1年目の報告をしなければなりません。基本的に「研究経費の支出報告書」と「研究報告書(特別研究員用・受入研究者用)」を記載する必要があります。以下の記事は最終年度の辞退用の手続きですが、内容はほとんど同じです。参考にしていただければ幸いです。
学振の辞退手続きについて②(DC2,DC1)
DC2やDC1の学振の辞退手続きについて引き続き解説しました。①と合わせて読みいただければ辞退の手続きは大体これでOKです。
  • 研究報告書は特に問題ではないのですが、研究遂行経費については悩むところです。私の実体験をもとにある程度以下の記事にまとめました。
学振通過から終了後までのNote(研究遂行経費の公開編)
学振の研究遂行経費の内訳について、実際に私が申請した内容を大公開しました。また頂いたご質問についてもできる限りお答えしました。
  • 研究遂行経費が満額使い切れなかった場合はどうなるのか?という事について実際に起こる事とその考察についてまとめています。
研究遂行経費を使い切れない場合(DC1の2年目は?)
DC1の2年目のような次の年も特別研究員の場合に、研究遂行経費を使い切れなかったらどうなるのかを推察しました。
スポンサーリンク

学振2年目3年目の流れ

DC1の方は上記の流れをもう1年繰り返すだけです。上記の記事で書いたように途中に追加徴税と2枚目の源泉徴収票が来る方がいるかもしれません。

また収入が多くなってしましますので、2年目からは勤労学生控除の対象とならなくなります。ふるさと納税等でなるべく所得税を減らしていきましょう!

スポンサーリンク

学振辞退から終了後

  • おめでとうございます!とうとう学振を終了し卒業できますね。終了の際の手続きはそこまで多くないですし、DC1の方に関しては既に慣れているかと思うので特に心配いりません。DC2の方は以下の辞退手続きについての体験談を参考にしていただければ幸いです。
学振の辞退手続きについて①(DC2,DC1)
DC1やDC2の学振の辞退手続きについて説明しました。とりあえず提出期限が早めに決められている特別研究員辞退願の提出について解説しましたのでご覧ください。
学振の辞退手続きについて②(DC2,DC1)
DC2やDC1の学振の辞退手続きについて引き続き解説しました。①と合わせて読みいただければ辞退の手続きは大体これでOKです。

お疲れ様でした!これであなたも立派な社会人の一員です。今後は研究者として生きていくのも、自由に生きていくのもご自身の自由です。これまでも、そしてこれからも良いラボライフをおくれる事を願っております。

*本記事は保存版として追加すべき記事がありましたら定期的に更新していく予定です。長くお付き合いいただけると嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました